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10代20代向け人生100年時代の視点のイメージ画像

留学や海外滞在は有形無形のリターン~10代20代向けの人生100年時代の視点

人生100年時代。この言葉は、LIFE SHIFT(ライフシフト)という2017年の世界的ベストセラー本において、誰もが寿命100年となる時代にどう生きるか?というテーマが論じられたことで、一気に広がりました。

わたし自身は「やれやれ、ここでやっと半分か・・・」という想いと同時に、「まだまだ半分も残っているんだ~」という期待とのような気持ちも湧いてきます。

キャリア・トランジション、ライフトランジションをテーマに活動しているエッセンシャルズとしては、何回かに分けて、世代別に人生100年時代に持っていたい視点を考えていきたいと思います。

初回は、10代後半から20代の方に向けて、人生100年時代にもっていたい視点を考えてみます。

人生二毛作・人生三毛作が当たり前になる

LIFE SHIFTのなかでも、学校⇒就職⇒引退という三部作の人生では立ち行かなくなることが書かれています。

立ち行かないどころか、今まさにまだ学生か社会に出たばかりの10代・20代にとっては、学校⇒就職⇒学校⇒就職という人生二毛作や、さらにもうひとつが追加される人生三毛作が当たり前の時代が待っていると感じます。

人生100年時代になれば、最初につく仕事(ファーストキャリア)は文字通りに最初のキャリアとなり、その後にセカンドキャリアへ向けての準備を始めて、やがてセカンドキャリアをスタートさせる・・・といったことが、普通のことになっていくでしょう。

  • ファーストキャリアもセカンドキャリアも、現役としてのメインの仕事であり、これまでのメインの仕事(現役時代)⇒サブの仕事(引退後)や、メインの仕事+副業(現役時代)とは異なり、ファーストキャリア(メインの仕事)⇒セカンドキャリア(メインの仕事)⇒サードキャリア(メインの仕事)となっていくのです。
  • ファーストキャリアとセカンドキャリアは、関連をしている場合もあれば、まったく関連しない場合もあるでしょう。必要に応じて並行して学校へいく・資格をとるなどしたり、完全に何年かをフルタイムの学生に戻って次のキャリアへの準備をする必要がある場合もあります。

オーストラリアでの同僚も上司も学生だった・・・
・シドニーでの最初の勤務先だったアメリカ系のIT企業では、20代の同僚もたくさんいました。夕方5時前になると、”See you. Have a nice evening!”という声がちらほら聞こえてきました。みな、大学の授業へ向かうためにオフィスを出ていたのです。わたしのロシア系オーストラリア人である上司も、大学院へ行っていました。
・「高卒後にそのまま働いていたから、会計士資格取得のための学位をめざしている」「将来のステップアップにMBAコースへ行っている」など理由はいろいろでしたが、きちんと会社にも伝えていてました。上司と設定する年間目標に「仕事と大学との両立」というのが入っていて、会社が学費の一部をサポートしていました。さらに、毎回の試験期間前には有給の試験休暇が1週間。細かな条件はありますが、学費の一部・全部を税務申告時の費用としても使えるようになっていました。
・日本も変わりつつありますが、社会の制度として、このような仕組みがもっとぐんぐんと推進されていけばいいな~と思います。

これからは50代60代でも留学もありの時代
知り合いの80代の女性の話です。
・彼女は、学校の先生(20代)⇒主婦⇒塾の先生(起業)⇒留学(50代)⇒大学の先生(60代)と歩んできました。子育ても終わり未亡人になった50代後半から、アメリカ留学をして、その後に大学で教える仕事につき、80代となった今も日本とイギリスを行ったり来たりの生活をしています。
・「教える」ということをテーマに、ファースト⇒セカンド⇒サードとキャリアとライフをトランジションさせていった例だ思います。
・今後は、人生100年時代となれば、このように50代60代で大学へ行くことも、珍しいことではなくなるでしょう。

ファーストキャリアを選ぶ大切さと手放す大切さ

人生のなかでいくつかのキャリアステージをもっていく人生100年時代とはいえ、ファーストキャリアに何を選ぶかは大切です。

自分がやりたいと思うことや自分の強みを生かせることを選べるように、10代20代のうちに自分自身についての理解を深めることが、キャリアにも人生にも幸せな選択ができるでしょう。

そうは言っても、(わたし自身もそうだったのですが)何をやりたいのかよくわからないままファーストキャリアを歩みだす場合もあるでしょう。その場合には、もし自分がやりたいことを見つけたならば、ファーストキャリアを手放す勇気をもってほしいと思います。

人生100年時代なのですから、10代20代でいろいろな気付きがあれば、それからでも時間はたっぷり十分にあるのですから・・・。

もちろん、ただ闇雲に手放せとは言いません。ただ、いつまでもファーストキャリアに縛られていることで、本来やりたいセカンドキャリアの仕事へとなかなか進むことができなくなりますから、なるべく早くにセカンドキャリアへと舵取りができるように、自分自身のキャリアと人生をトランジションさせていくことが大切です。

「何がやりたいのかしっかりわかっている」という少数の人を除いて、多くの普通の人は、セカンドキャリアでようやく自分のやりたいことを仕事とする、場合によってはサードキャリアでようやく自分の生きがいの仕事にチャレンジする、というプロセスを経る場合のほうが多いのではないでしょうか?(わたし自身も、サードキャリアの例のようです・・・)

人生100年時代だからこそ、長い人生を幸せに有意義に生きるためにも、キャリアチェンジやキャリアトランジションを恐れない勇気を持ちましょう。

住む場所や国を選ぶ時代がやってくる

人生100年時代には、自分の故郷や現在の仕事にこだわらないで、人生のどこかのステージで、住む場所や住む国を変える選択をする機会も増えてくるでしょう。

特に、ファーストキャリアとセカンドキャリアの間に学校へ行く場合や、セカンドキャリアとして新たななキャリアをスタートさせるときには、自分が住みたいと思っていた場所へ移り住むよいチャンスになります。人生100年時代と長いのですから、一定期間か永住かにかかわらずに、国内移住や海外移住にチャレンジする人が増えてくるでしょう。

逆にいえば、専門スキルや語学力などどこでも生きていける力を身に着けることで、自分の住みたい場所や国へ住んで、そこで仕事をしていける力を持てるということです。

その力があるかどうかで人生の選択肢や可能性が決まってくるともいえます。

どこでも生きていくスキルとしての英語力

英語力といっても、ネイティブレベルになる必要はありません。

自分の専門分野で英語を使って仕事をしていける程度の英語力であれば、日本にいても充分につけることができます。

日本で利用できる英語のよい教材がたくさんあるので、どのような勉強法を選ぶかどうかで、英語をマスターできるまでの時間や大変さが大きく違ってきます。

賢い英語勉強法を選び、10代20代の若いうちに英語力を一定レベルまで引き上げておくことで、同じ能力や環境であっても、その後に選べる選択肢や可能性が大きく違ってきます。

留学や海外滞在は長期にわたって有形無形のリターン

海外という異文化・多文化の環境で過ごすことで、世界の広さを実感し真の多様性を知り、同時に今までいた自分の環境を見直すという貴重な体験することができます。

もちろん、語学力を含めたコミュニケーション力を現地の実践で磨きをかける機会にもなりますし、海外の友人をつくる機会にもなるでしょう。

その体験は、長い人生100年時代に、稼ぐ力となってリターンすることはもちろん、人生や人間関係の厚みという意味でも無形のプライスレスのリターンを返してくれるはずです。

まとめ

いかがでしょうか?
これまでの枠組みのなかにいると、人生100年時代のことまで思いをはせることはできません。

でも、10代20代の多くの方が実際に100歳まで生きるようになるわけですから、人生100年時代に向けて新たな視点をもった生き方を選択していく勇気をもてるとよいですね!

Kyoko

外資系ファイナンスでの経験や、技術独立移住ビザを取得してのオーストラリアへの移住体験から、キャリア&ライフトランジション・オーストラリア留学に関するサービスを提供。
より多くの人が自分をよく理解して、自分に合ったワーク&ライフスタイルを送れるようにという想いで活動をしています。
オーストラリアの大自然が大好きです。

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